「菜権市場」の開設ーー家庭菜園を黒字化できるのか??

家庭菜園とお金

はじめまして!

今日からこのブログでは、「家庭菜園で本当にお金を節約できるのか?」をテーマに、実際の栽培記録と収支を公開していこうと思います。

いきなりですが、私は去年の夏に家庭菜園を始めました。
転職をして少し余裕ができたということもあり、やってみたかった畑に手を出したのです。

これは今年の夏が始まる頃の畑

土を触るのは楽しいです。
自分で育てた野菜を収穫して食べるのも最高です。
ただ、たまに思うのです。

「これ、買った方が安いのでは?」

趣味だから気にするな、と言われることはあります。
しかし、投資もやっている個人としては、

「見た目も形もハリもいい5本200円のナス」と「見た目がふぞろいで固い5本350円のナス」

が目の前に並べられていたら、それは前者を選びます。
それはそうですよね。
バリュー株投資の視点でいえば、後者を選ぶわけがありません。
せめて後者の価格が150円とか、圧倒的に大きいとか、何かしらの付加価値がないと買わないですよね。

でも、せっかく時間とお金を使って野菜を育てるのですから、

「結局、買ったほうが安かった」

という結果にはしたくないわけです。
そこで、このブログでは家庭菜園を少し違った角度から見ていきます。

それが、「株式市場」ならぬ「菜権市場」です。

家庭菜園にも「投資」という考え方を

家庭菜園を始めると、思っていた以上にお金がかかります。

種や苗を買う。
肥料を買う。
マルチや支柱などの資材を買う。
鍬やスコップ、ハサミ、ジョウロなどの農具を揃える。
畑を借りるなら、当然レンタル費用もかかります。

もちろん、一度買えば何年も使える農具もあります。

そのため、単純に「今年買った農具代を全部今年の野菜の原価にする」という計算が正しいとも限りません。

では、どう考えればいいのでしょうか。
そもそも家庭菜園を始めるために、

「最初にいくら必要なのか?」

そして、

「そのお金に対して、どれくらいの野菜が収穫できるのか?」

ということ自体、意外と分かりません。
家庭菜園について調べても、

「この野菜はこうやって植えます」
「肥料はこれがおすすめです」
「○月が植え付け時期です」

といった情報はたくさん出てきます。
一方で、

「結局、この野菜を育てたらいくら得するの?」

という情報は、それほど多くありません。
だったら自分でやるしかない!
そう考えました。

「菜権市場」の開場

このブログでは、家庭菜園を株式市場に見立てます。
例えば、200円の種や苗を買って、最終的に2,000円分の野菜を収穫できたとします。

投資額200円。
収穫した野菜の評価額2,000円。

これは、誰がどう見ても「10倍株」です。

逆に、500円かけて育てたのに、収穫できた野菜の価値が300円だったら、

-200円の含み損

病気や害虫、天候などによって全滅してしまったら、

上場廃止 / 損切り

無事に収穫できたら、

利益確定

そんなふうに、野菜を株式のように考えてみます。
これが、このブログにおける「菜権市場」です。

イメージとしては、「その野菜を育て、収穫する権利」。

種や苗を購入した時点で、その野菜への投資が始まります。
その後、成長していくにつれて期待値が上がったり下がったりし、最終的に収穫したところで利益を確定する。
株式投資と同じように、そんな視点で家庭菜園を見ています。

これでおおよそ+300円くらいでしょうか…?

もちろん、実際の株式市場のように野菜にリアルタイムの市場価格があるわけではありません。
そこで、このブログでは基本的に、

「その野菜をスーパーで購入したらいくらになるか」

を一つの基準として、収穫した野菜の価値を算出していきます。

どの野菜が「10倍株」になるのか?

例えば、

100円の種から1,000円分の野菜を収穫できた。

これは10倍です。

200円の苗から2,000円分収穫できた。

これも10倍。

一方で、500円の苗を買って、300円分しか収穫できなかった。

これは-40%です。

家庭菜園を「趣味」として考えるなら、どちらも「野菜を育てることができた」という意味で成功かもしれません。

でも、投資として考えたら全然違います。

この違いを数字で見ていきたいと思っています。

どの野菜は利益を出しやすいのか。
どの野菜は意外とコストがかかるのか。
苗を買うのと種から育てるのでは、どちらが有利なのか。
高い肥料を使うことで収穫量が増え、結果的に利益につながるのか。
それとも、安い資材で十分なのか。

そして、

本当に家庭菜園は食費の節約になるのか。

実際に育てながら検証していきます。

このブログでは「菜権市場」の成績を公開します

今後は、できるだけ家庭菜園のお金の動きを記録していきます。
例えば、

投資額

  • 畑のレンタル費用
  • 種・苗代
  • 肥料代
  • 資材代
  • 農具代
  • その他の経費

リターン

  • 収穫した野菜
  • その野菜を購入した場合の価格
  • 累計収穫額

を記録します。

そこから、

総投資額
現在評価額
含み損益
利回り
累計損益

という形で、菜権市場の運用成績を追いかけていきます。

最終的には、株式投資のポートフォリオを見るように、

今月の菜権市場

投資額:○○円
評価額:○○円
損益:+○○円
利回り:+○○%

といった形で、家庭菜園全体の成績を見られるようにしていく予定です。

そして、日々の収支を積み上げながら、最終的には家庭菜園の損益チャートも作っていきたいと思っています。

過去一年の記録

先に述べた通り、私は去年からすでに家庭菜園をやっています。

これまで実際に畑をやってきた中で、

「結局、今までいくら使って、いくら分の野菜を収穫したんだろう?」

という疑問が出てきたことが、このブログを始めるきっかけの一つでもあります。
これまでの記録を振り返りながら、できる範囲で支出と収穫を整理し、家庭菜園がどれくらいの成績だったのかをざっくりですが計算してみたいと思います。

そして、その結果は次回の記事で公開する予定です。

家庭菜園1年目の収支を公開!1年間でいくら使って、どれくらい野菜を収穫できたのか?
家庭菜園を1年間続けた実際の収支を公開。畑代・農具・種・肥料などの支出35,448円に対し、収穫した野菜のスーパー換算額は17,812円。初年度が17,636円の赤字になった理由と、家庭菜園の節約効果を詳しく紹介します。

果たして私の家庭菜園は、

黒字なのか。

赤字なのか。

それとも、思っていたよりもかなり優秀な投資になっているのか。

未計算のため、自分自身でもまだ完全には分かっていません。

目指すは「家庭菜園の黒字化」

このブログで目指すところはシンプルです。

家庭菜園を黒字化すること。

もちろん、家庭菜園にはお金では測れない価値があります。

自分で育てた野菜を食べる楽しさ。
畑で過ごす時間。
植物が成長していくのを見る楽しさ。
スーパーではなかなか買えない品種を育てる楽しさ。

これらを否定するつもりはありません。
むしろ、それこそが家庭菜園の魅力だと思います。
ただ、それとは別に、

「せっかくお金と時間を使うなら、できれば黒字にしたい」

というのも正直なところです。
物価が上がり、食費を少しでも抑えたいと思う人が増えている今、

「家庭菜園を始めれば食費を節約できます!」

と言うのは簡単です。
でも、本当にそうなのか。

畑を借りるお金。
種や苗のお金。
肥料のお金。
農具や資材のお金。
そして、そこに自分の時間まで投入して、

最終的にスーパーで買うより安くなっているのか?

ここを数字で確かめてみたいと思います。
そして、もし黒字化できたなら、

どの野菜が利益に貢献したのか。

逆に赤字だったなら、

何が原因だったのか。

株式投資と同じように、失敗も含めて記録していきます。

「菜権市場」開場

このブログでは、家庭菜園を投資として見ていきます。

目指せ、10倍株。
損切りは早く。
利益確定はしっかりと。

そして最終目標は、

「家庭菜園の黒字化」

です。

まずは次回、去年から現在までの家庭菜園を振り返り、

「いったい今までいくら使って、いくら分の野菜を収穫したのか?」

を計算してみます。
果たして、私の菜権ポートフォリオは利益を出しているのでしょうか。

「畑と財布」

その名の通り、畑と財布の関係を、これから数字で追いかけていきます。
それでは、

菜権市場、開場です。

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