家庭菜園の初期投資はどこまで必要?|20㎡の畑でわかった「買ってよかった道具・いらなかった道具」

家庭菜園とお金

家庭菜園を始めるとき、意外と悩むのが「何を買えばいいのか」です。
ホームセンターに行けば、スコップ、鍬、ハサミ、ジョウロ、支柱、手袋、ポットなど、家庭菜園に使えそうな道具がたくさん並んでいます。

せっかく畑を始めるなら、最初から一通り揃えてしまいたくなります。
形から入って気持ちを高めていくのは大切ですからね。

ですが、「これ本当に必要か?」という視点は、家庭菜園の収支を考えるうえでかなり重要です。

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農具って案外保管に場所をとるんですよね…
土が着くので家の中に保管もしづらいし、極力道具は少ないほうが良い!
そもそも使わない農具にお金をかけてしまっているわけですし。

このブログ「畑と財布」では、家庭菜園を投資対象とし、収穫する野菜をリターンとして考えています。そう考えると、農具もしっかり考えなければなりません。

農具は野菜を生み出すための設備投資。
過剰投資は株主からNGを叩きつけられます。
ROIをあえて低くする意味なんてないですからね。

だからこそ、最初から必要以上に買うのではなく、
初期投資を抑え、本当に必要なものにだけ投資する
ことが重要です。

今回は、20㎡ほどの家庭菜園を1年間やってみて、実際に「買ってよかったもの」と「買わなくてもよかったもの」を、投資という視点から振り返ってみます。

スコップ・鍬系

耕すのにはいずれかが必須ですが、最初はどれがいいか迷いますよね!

私は最初に平鍬を買いましたが、普通に後悔しました。
悩んでいる方は絶対に剣先スコップにしたほうがいいです。

道具おすすめ度投資判断
剣先スコップ★★★★★即買い
ハンドスコップ★★★★☆買い
三本鍬★★☆☆☆様子見
平鍬★☆☆☆☆見送り
スコップ・鍬系のおすすめ度

剣先スコップ

圧倒的に買いです。畑を始めたら何も躊躇わずにすぐ買ってください。
体重を使って土を掘れることが非常に偉く、楽に深く掘れます。

これ一本でほぼ完結できます。

元の畑の状態が良かった、ということはあると思いますが、
私は最初はこの一本で大根も育てました。

畝づくりも問題なくできますし、万能です。

ハンドスコップ

買いだと思いますが、最初からは買わなくて良いです。

  • 苗を定植する
  • マルチに穴をあける
  • 追肥する際のすきこみ

上記で使用するため、夏場は高頻度で使用しますが、
冬はほぼ使わないです。なので必要になったタイミングで買う、でいいと思います。

ただ、買っておいても損はないですね。小さいですし。

三本鍬

様子見してよいです。
畑を耕す際により細かく耕したい場合に使っています。

見た目はかなり畑感が強いので、気持ちは上がります。

じゃがいも・さつまいもなど、ふかふかな土が必要な時には特にいいと思いますが、
剣先スコップだけでもやりたいことはできます。
実際、大根を育てた際には三本鍬は使っていませんでした。

80点を90点にするために使う鍬、という印象です。

平鍬

一番買わなくていいです。
正直存在意義が分かっていません。

耕す場合に使いましたが、振りかぶって耕すため結構腰に来ます。
また、振りかぶる際に着いた土が飛んでくることがあって普通に汚れます。

剣先スコップで良いです。
次は買わないと思います。

この広さを一度平鍬で耕して、あまりにも辛かったので剣先スコップを買いに走りました。その後はだいぶ楽でした。

収穫・水やり系

ジョウロは絶対必要ですが、そのほかは育てる作物、環境によって検討してください

道具おすすめ度投資判断
ジョウロ★★★★★即買い
農園はさみ★★★★☆買い
バケツ★★☆☆☆様子見
収穫・水やり系のおすすめ度

ジョウロ

必須です、畑を始めたら何も考えずに買ってください。
可能な限り大きいほうがいいです。

大きすぎて持てなくなると本末転倒ですが、
水をあげる際は水場と畑を往復すると思うので、大きいとその回数を減らせます。

私は10Lのものを買って使用しています。

農園はさみ

てこの原理が働きやすくなっているような形のはさみ。

夏場は必須です、収穫にも剪定にも使用します。
冬場は根菜類と葉物が多いため、しばらく使用機会はないかもしれません。

普通のはさみでも代用できますが、力が伝わりやすくよく切れます。

使うタイミングで購入でもよいかも。

バケツ

人によりますが不要だと思います。
私は畑近くの川が小さいため、バケツで汲んでジョウロに入れています。

それくらいの理由がないと使わないため、買うのは見送りで大丈夫です。
収穫で使おうかと思ったこともありましたが、結局ビニールを持って行ってそこに入れています。

不要だと思います。

栽培・補助系

こちらも必要に応じて検討してください。
長靴だけは必須です。

道具おすすめ度投資判断
長靴★★★★★即買い
棚支柱セット★★★★☆買い
ゴム手袋★★★★☆買い
黒マルチ★★★★☆買い
育苗ポット★★★☆☆必要なら買い
生分解性ポット★☆☆☆☆見送り
栽培・補助系のおすすめ度

長靴

絶対に必要、畑を始める際にすぐ買ってください。

気を付けても土がつきますし、足を守るという点でも必要。
色々な虫もいますからね。

あとは土を耕す際に長靴がないと悲惨なことになります。
こちらも絶対に勝ってください。

もし今ないなら防災用と考えて買うのもありだと思います。

棚支柱セット

いわゆるゴーヤーとかを這わせるためのセット。
つるの植物をやる際には持っておいた方がいいです。

私はスナップエンドウとゴーヤーで使っていますが買ってよかったです。
買っても使わないともったいないため、栽培計画を立ててから買いましょう。

ゴム手袋

私は好んで使っています。100枚入りで1000円くらいの箱を買って使っています。
手はしわしわになりますが、手が土で汚れないため、爪が長めの方などもいいかも。

ゴム手袋がないと軍手などを使うことになると思いますが、
結構土が着くので、そのままゴミ箱に捨てられるゴム手袋はかなり重宝しています。

黒マルチ

育てる作物次第ですが、私は使い始めて好きになりました。

黒マルチを使うだけで結構レベルが上がった感じがしますし、
地温を確保できたり雑草防止にもなります。
畑の見栄えも良くなるのもGoodですね。

見た目がかなりきれいになります

また、社会人にとっては保湿という効果もうれしいです
いつも畑に行けるわけではないので、土日に大目に水をあげて保湿効果に頼っており、平日は1日畑に行って水をあげたら大丈夫、という気持ちでいます。

高畝にして黒マルチ、これが家庭菜園の最高の答えだと思っています。

育苗ポット

種から育てる場合は必須です。
苗を買う方にとっては不要ですね。

家庭菜園で安く抑えるためには、多くの場合種から始める必要があります。
この場合は育苗ポットが必要ですね。

個人的にはぜひ種からやってほしいと思っています。
種から育てて芽が出るととてもうれしくてモチベも上がりますよ!

生分解性ポット

こちらは完全に見送りでよかったです。
植え替えをしなくてよいので楽なのですが、
逆にリユースができないので毎年かかるお金になります。

個人的には育苗ポットのほうが大きくて使いやすくて好きですが、そこは好みですね。
菜権市場的には無しだと思います。

結論:最初に買うなら?

1年間家庭菜園をやってみて、今からもう一度20㎡の畑を始めるのなら、
大量の道具は絶対に買いません。特に平鍬。

・剣先スコップ
・ハンドスコップ
・ジョウロ
・長靴

上記の4つだけで大丈夫です。
夏野菜を育てる段階になったら

  • 農園ばさみ
  • 棚支柱セット

を追加すると思います。

他は必要に応じて、
(こういうのがあるといいなぁ)と思った際に、買ってしまうのが一番かと思います。

まとめ:家庭菜園の初期投資は「小さく始める」

どの趣味でもそうですが、家庭菜園も、始めようと思えばいくらでもお金をかけられます。
高性能な農具、便利な園芸用品、育苗用品などを探せば、欲しいものはいくらでも出てきます。

ですが、家庭菜園の目的は道具を揃えることではありません。

我々の目的は、野菜を育てて、収穫することです。

必要以上の投資は単純にコストがかかりますし、管理も面倒です。
せっかく同じ量の野菜を収穫できたとしても実質的なROIが下がります。

小さく始めること、これが投資では一番大切です。

これから家庭菜園を始める方には、ぜひ最初から畑に全額投資せず、少額から菜権市場に参加することをおすすめします。

菜権市場に残れば、それだけ初期費用を取り返すことができ、プラスリターンになりえますからね。

スコップ・ジョウロ・長靴

最初に必要なのはこれだけです。ぜひ覚えて帰ってください!

それではよい菜園ライフを!

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