秋から育てるならどの野菜?家庭菜園で「元が取れる野菜」を考えてみた

家庭菜園とお金

菜権市場は先を見据えて動いていくもの。
畑は絶賛夏真っ盛りで過熱気味ですので、少し先を見据えて
秋から冬にかけて育てる野菜に関して考えていたいと思います。

事前に考えておくことで土づくりの日程なども立てやすいですからね!

今のうちにしっかり割安株をさがして仕込み、
春にかけて10倍株に育ってもらわなくてはなりません。

実際にホームセンターで販売されていた種・苗の価格を確認し、
種・苗代に対してどれくらいの収穫が期待できるのかという観点から、収益性を考えてみます。

※今回も肥料などの諸経費は除いて粗利で考えていきます

秋野菜の種・苗が意外と高い

とにもかくにも、市場調査を実施し相場観を確認しました。

苗価格(税込み)
レタス88円
サンチュ88円
白菜88円
キャベツ158円
スティックブロッコリー98円、198円(品種違い?)
ブロッコリー88円
2026年8月23日 カインズ現地調査 苗編
種価格(税込み)
白菜298円 ~ 448円
キャベツ398円 ~ 448円
たまねぎ298円 ~ 448円
ブロッコリー398円 ~ 448円
大根288円 ~ 398円
かぶ298円 ~ 398円
ニンジン248円 ~ 398円
ほうれん草198円 ~ 248円
小松菜248円 ~ 298円
チンゲンサイ198円 ~ 248円
しゅんぎく148円
スナップエンドウ198円
2026年8月24日 カインズ現地調査 種編

春にも種を買っていますが、こんなに高かったっけ…?
収益は300円で出していましたが…
DCMで4つで1200円の種を買った覚えがあります。

家庭菜園で元を取るには?野菜別に「元が取れるライン」を計算してみた
家庭菜園1年目に育てた11種類の野菜について、種・苗代と収穫量を比較。どの野菜が元を取れたのか、10倍株になった野菜は何かを実際の収穫データから計算しました。

それにしても種はかなり値幅がありますね。

普段スーパーで野菜を買うときに品種なんてほとんど意識しないので、
どれを買っても同じなのではないか…?
と思ってしまいます。
あえて言うならじゃがいも位…?

株式市場では同じ指数に対するインデックスであれば、いかにコストを抑えるかがカギとなってきますが、菜権市場ではどう考えるべきでしょうか。

いわゆる「病気に強い」とかが付加価値になってくるんですかね。
リスクヘッジとしてそこを考慮に入れるべきか…

種別の価格差もありますが、ひとまずはどれくらい元が取れそうかを考えてみることにしましょう。

苗で買うと元が取れにくい野菜

結論、苗はどれを選んでもほとんど元が取れないでしょう。
冬物は特に。

白菜、キャベツ、レタスは一株からひとつしか取れないのにもかかわらず、
苗が一つ88円、キャベツは158円もします。

苗は高い。

この中で唯一元を取れそうなのは白菜でしょうか。
大玉ができれば、シーズンでもひと玉で250円くらいは見込めるはずです。

レタスとキャベツは明らかに元が取れないですね。
レタスは赤字ギリギリとして、キャベツは150円切ってきますし…
土づくりと維持にかかるコストを考えるとまず赤字です。

これらは特に、一株から1玉しか収穫できないため、
初期にやられるだけでシーズンの赤字が確定します。
これは明らかにリスクが高いです。

それに、それなりに株間をとらなければ結球することもおそらくできないため、
密植にも不適だと思われます。
そうなると数も作れないですし、20㎡の畑では扱いが難しいです。

このため、「とにかく収穫量を増やして元を取りたい」という目的なら、
結球する野菜を苗で購入することは避けるべきかと思います。

やるにしても種からですね。

元が取れやすそうな野菜

種からであれば比較的元は取れそうですが、その中でも特に元が取れやすそうな野菜を考えてみます。

小松菜・ほうれん草

ひとまず考えているのは小松菜、ほうれん草といった青菜シリーズ。

理由は単純、たくさんできます。
うまく育てられれば消費が追い付かないくらい収穫できます。

圧倒的な収穫量(ほうれん草)

去年のほうれん草は2畝使用して+640.0%という素晴らしいリターンをたたき出しています。
小松菜は育てていませんが、同じようなリターンが見込めると考えています。

収穫まで早いのも良く、同じ畝を使うことで同シーズン内で2回収穫を狙えるのではないかと考えています。
一応小松菜もほうれん草も連作障害には強いようなので可能性は感じています。
また、妻が小松菜が好きなので、消費の見込みがあるという点でもかなり合理的。

ほうれん草は農林水産省が出しているレポートで、「8月の価格は平年をやや上回る」とのことなので、この傾向が冬まで続くようであれば菜権市場には追い風かもしれません。

野菜の生育状況及び価格見通し(令和8年8月)について:農林水産省

さすがに冬には落ち着きますか。

大根・カブ

大根と株などの根菜系も元を取りやすいです。
去年、大根は+1,000%で10倍株を達成しています。

実績ありです。
2畝使っているため、畝数を減らすとその分利益は減ってしまいますが。

両方とも地植えでよいので、ポットで育苗する手間も省けます。
大きいのが収穫できると満足感もあり、初心者にもおすすめできます。

生えてきたところカワイイ

カブも収穫が速いため、サイクル次第では2サイクル回せる可能性も…?

課題は収穫時期が被ることです。
とんでもないことになります。
10倍株が襲ってきますので、消費の計画は立てましょう。

たまねぎ

今年のメインになるかもしれないと思っています。
気に入っているポイントは3つ

・株間15cmでかなりの密度で植えられ、収益力が高い
・保存性がいい
・調理の幅がかなり広い

狭い畑で大量に作って大量に収穫、保存も可能、使い方が∞

ハッピーセットすぎです

課題としては、収穫までのスパンが長いこと。
単純な粗利は取れそうですが、回転率まで考えると…というところでしょうか。

新しい作物として是非チャレンジしたいですね。
植え方も種だけじゃなくて束苗もある模様、少し探してみることにします。

ニンニク

ニンニクも秋に植えて、翌年収穫する代表的な野菜みたいです。
一般地では9~10月ごろが植え付け時期の模様。

かけらを植えて、育てていけばよいらしい。
乾燥を好むようなので放置でいいのもGood

それにひとかけら植えてあの玉が育つのであれば、
まず間違いなく10倍株です。

放置できるタイプなのであれば、大葉のように枠外に植えて放置という手段もありますね。

ニンニク好きなので結構心惹かれています。

秋の「元が取れる野菜」候補まとめ

今回の条件的に、現段階での評価は以下の通り。

野菜収益性の印象理由
たまねぎ10倍株候補大量生産、保存性◎、料理の幅
ニンニク10倍株候補放置性◎、料理の幅◎
小松菜10倍株候補大量生産、連作狙い
ほうれん草10倍株候補大量生産、連作狙い、去年実績
大根10倍株候補大量生産、去年実績
カブ有望株大量生産、去年実績
スティックブロッコリー安定株?何度か収穫できるらしい
ブロッコリー低迷株1株1個
白菜低迷株大玉ならギリ黒字か?
レタス損切ラインギリ赤字か?
キャベツ損切ライン収益難しそう
2026年秋冬野菜 収益予想

あくまでこれは種・苗代に対するどれだけの野菜を収穫できるかという事前評価です。
もちろん家庭菜園の腕によって結果は異なると思いますので、ぜひ皆さんの収穫量を教えてください。

私は今年は基本的に「種からの10倍株」を狙っていきます。

ぜひ皆さんも秋冬に向けて何を育てていくか考えてみてください。
それではよい菜園ライフを!

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